【勤務薬剤師としての視点】服薬指導には世間話いらない。薬歴記載SOAP簡潔に。
勤務薬剤師としての視点で書きます(20180812更新)
目次
薬剤師が毎日考えていること
- 上手く店舗が回っているか(待ち時間は長すぎないか)
- 薬歴記載が勤務時間内に終わるか
- ミスなく調剤・監査でき、薬を正確に患者へ渡しているか
- 適切な服薬指導ができているか。
- (その他省略)
管理者になると毎月考えること
- 処方箋枚数の変化。処方元の応需率
- 技術料単価・在宅件数
- OTCの売上げ。1か月を通しての問題点
- (その他省略)
服薬指導には世間話いらない。薬歴記載SOAP簡潔に。
薬局混雑時、
皆が手短に服薬指導を終えている中、どの患者に対しても長々と指導している薬剤師がいました。
ケースバイケースで、指導が長くなることはありますが、ずっとDo処方で落ち着いている人に対しても長々と指導。
内容を聞いていると世間話になっていた。
あなたが時間をかけて指導(お話)している間、
他の薬剤師の負担が大きくなっていることを理解しているのだろうか。
服薬指導だけでなく薬歴記載も大変時間がかかっていた。
これもケースバイケースだと思いますが、それでも時間かけすぎは良くない。
記載した本人は多くのことを患者から聞き出し、
内容が充実している薬歴を記載したように思っているかもしれないが、
SOAPのSを7行も8行も記載されても、次対応するとき全く内容が頭に入ってこない。
聞いたこと全てをSに記載することが良いわけではない。
簡潔にSOAPを記載することで、
薬歴記載時間の短縮および次回対応する薬剤師が情報を把握しやすい。
私自身、人に対して偉そうに言えるほどではありませんが、
やはりある程度限度というものがあります。
患者にとっては、
毎回丁寧に指導してくれて、あの薬剤師は親切で良い人だなとなるかもしれませんが、
一緒に勤務する薬剤師としてはそうはなりません。
それは負担が大きくなるからです。
最後に
早ければ良いということはないですし、効率だけを求めるのも良くはないと思いますが、一緒に勤務する上では周りの状況をしっかりと把握ながら、働くことが大事だと思います。
今こうして書いていますが、
自分も周りをしっかりと見ながら仕事をしたいと思っています。
直すべきところは直していきたいと思っています。
では☆