【パパとして】パパ・ママ育休プラス。上手く活用しよう。
先日、2019年4月からの保育所(保育園等)の利用希望の申込みを最寄も区役所にしに行きました。
そこで書類を確認してもらっているときに担当の方より、
「お父さんとお母さんの育休終了日が異なってて、お父さんの方が少しだけ長いですね。合ってますか?」と質問を受けました。
僕は「パパ・ママ育休プラスを利用しているので合っています」とお答えしました。
すると担当の方が「パパ・ママ育休プラス?何だろう?」という顔になったので、区役所で仕事をしていても知らない人は知らないようです。
そのため今回はパパ・ママ育休プラスについて書こうと思います。
目次
まず育児休業とは?
- 子が1歳になるまで労働者が休業できる制度です。
例えば、10月19日生まれの子の場合は翌年の10月18日まで育児休業が取得できます。
- 入社1年未満や育休申し出から1年以内に雇用期間が終了する方等は対象外になっていますので要注意です。
パパ・ママ育休プラスとは?
- 夫婦で育休を取ると子が1歳2か月になるまでの間に、上限1年間取れます。
例えば、10月19日生まれの子の場合はママは翌年の10月18日まで取得可能(ママは出産日、産後休業期間を含めて上限1年)
パパは、12月1日から取得したとすると翌年の11月30日まで取得可能です。
このように育休をパパとママ両方で取得する場合、パパの取得開始日をママより遅らせることでママが仕事復帰した後もしばらくはパパが育児に専念できます。
保育園への入園時期も二人で相談して上手くやれば、入園してしばらくはパパが送り迎えできます。
実際に取得を考えている方はこちらの資料をご確認して頂けるとと良いと思います。
資料ではパパ・ママ育休プラスとは別にパパ休暇についても記載あります。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169713.pdf
(参考:厚生労働省HP)
育児休業申請書は自分で会社に提出しないといけませんが、その後の手続きは会社の人事部の担当者がハローワークとやり取りをしてくれます。(会社によって多少手続きの経路が違うかもしれませんので、ご確認下さいね)
人事部任せでも問題はないですが、自分でもある程度しっかりと理解しておいた方が安心です。
パパ・ママ育休プラスを利用するために僕は住民票の提出を求められました。
皆で上手く国の制度を活用していきましょう!
では☆
【パパとして】育休取って3か月半経っての振り返り。育児。
今回は育休をとって3か月半経ちましたので、ざっくりと振り返りたいと思います。
かなりざっくりですが。
育休前
翌日が休みの日や遅番の日は夜中の授乳後のゲップと寝かしつけをやっていました。
しばらくは翌日が休みでなくても娘が夜中に泣いたら自然と目が覚めていましたが、そうすると仕事中に眠くなり、業務中に顔を洗うこともありました。
翌日が遅番だとしても夜中に目覚めて行動することで睡眠の質が低下し、仕事中眠かったです。
仕事上、ミスが命に関わってくるので睡眠不足は良くないと思いながらも難しい時期でした。
仕事しながらの育児は大変だと実感した時期です。
薬局の時間外対応の携帯を持っていたからいつ電話くるか分からんってのもストレスでした。
育休入って3か月半が経って
仕事に行っているときと生活リズムが変わりました。
夜中に目が覚めても翌日のことを気にする必要がなくなりました。
途中気が緩んで夜中に起きることがまたできなくなりましたが、娘の体調不良をきっかけに目が覚めるようになりました。
毎日妻と一緒に育児をしていると、子どもの成長をしっかりと感じることができる一方で家事と育児を1人でこなしている世のママ(パパ)はすごいなと感じました。
赤ん坊はよく泣きますし、その都度今自分がしている作業を中断し、おむつかな?授乳かな?眠いのかな?と考えながら対応しないといけません。
これが結構ストレスになります。
自分がしたいと思っていることがなかなかできないです。
おむつを交換し終えたと思った瞬間にまたうんちをすることだってありました。今でもあります。
おむつ交換中におしっこをしたり、お風呂に入れているときにうんちをすることだってありました。
眠くてぐずっているときは僕が抱くとこの世の終わりかというレベルで大泣きして暴れます。パパ見知りだそうです。
毎日一緒にいるのになんででしょうね。
娘の笑顔が増え、寝返りをし、ずりバイやつかまり立ちもするようになり、親として娘の成長を喜ぶ一方、今までよりも目が離せなくなって、負担が増えたように感じます。
2人で育児をしていても大変だと感じました。
子どもによって手のかかる度合は異なりますし、パパママの家事・育児の手際の良さも人によって異なりますが、僕は2人で育児をしても大変だと感じました。
大変ではありますが、幸いにも2人で育児をやっているため、1人が娘の相手をしている間に他のこと(家事等)ができます。
家事育児の同時並行のワンオペ育児は大変だと本当に感じています。
近くに手伝ってくれる人がいない方は、ぜひパパ(ママ)に育休をとってもらうことをオススメします。
ワンオペでも大変ですけど、ツーオペでも大変ですよ。
では☆
【パパとして、薬剤師として】エッセイ表彰式。初めて書いたけど賞もらえた。働くとは?
初めて書いたエッセイで賞をもらいました。
そして、先日エッセイの表彰式というものに行ってきました。
エッセイを書くこと自体初めてだったので、まず「エッセイって何?」というところから始まりました。
エッセイとは、
だと知りました。
要するに思ったことを自由に書いたら良いってことみたいです。
今回は「働くこと」についてのエッセイの募集でした。
働いていて感じていること、考えたことを書きました。
サービス残業、有休消化、育休についてのことを書きました。
受賞された他のエッセイの内容も見てみると参考になる意見や考えが多かったです。
勉強になりました。
表彰式当日は、表彰式の他にグループディスカッションと交流会がありました。
グループディスカッションでは「働く」ってどういうこと?というテーマで各々の考えを共有しました。
僕が思う「働く」とは、3つです。
- 生活するために必要なお金を稼ぐこと
- 社会との関わりを持つこと
- 社会貢献
今は、仕事は家の外でも中でもできます。パソコン1台あればできる時代です。
でも、そこには社会との関わりがあって初めてお金が生じます。
人は社会との関わりなしでは生きていけないと考えています。
だからこそ、社会との関わりは必須だと思っています。
また、自分がしている仕事は少なくとも誰か1人以上の役に立っています。
ジョージアのCMでも似たようなセリフがあったと思いますが、誰かの仕事が誰かを支えているわけです。
毎日仕事に追われていると自分が働いている理由や目的を考える余裕なんてないと思います。
ですが、仕事に追われている人ほど一度立ち止まってみて、自分にとって「働く」とはどういうことなのか考える時間を持ってみてはどうでしょうか?
では☆
【薬剤師・パパとして】産褥期。健診。子宮復古不全とは?治療薬は?
今回は、少し遡り妻の出産後(産褥期)についてです。
出産後2週間健診に行き、子宮復古不全と診断されたようです。
初めて聞いた単語でしたが、どんなものかは何となくイメージはつきました。薬局で勤務しているときには出会ったことがない処方だったので良い勉強になりました。
目次
子宮復古不全とは?
字の通りで、子宮が通常の状態へ順調に戻らないことです。
もっと難しい言葉で書かれているものもありましたが、分かりやすいサイトを貼っておきます。原因や症状も書かれています。
治療薬は?
上記のリンク先にも記載があり、いろいろありますが一例として子宮収縮剤があります。
商品名:メチルエルゴメトリン錠0.125mg「あすか」
(作用発現:3~5分、持続時間:6~8時間)
これを妻は服用していました。
処方された日数分飲み、次の1ヶ月健診では問題なかったです。
副作用は?他の薬と一緒に飲んで良いの?
副作用は?
どんな薬にも副作用はつきものです。副作用が起こる率はそう高くはないですが、初めて飲む薬は特に怖いと僕自身も思います。
重大な副作用としては、アナフィラキシー・心筋梗塞・狭心症などの記載あります。
その他では、発疹・悪心・頭痛なんかもありますが、全てにおいて頻度不明です。
インタビューフォーム(IF)や添付文書によると、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないようです。そのために副作用発現頻度は不明となっています。
他の薬と一緒に飲んで良いの?
この薬は一緒に飲んではダメな薬が多いため、他に飲んでいる薬がある場合は薬局で薬剤師に確認して下さい。お薬手帳を持参する方が良いです。
最後に
出産後もしっかりと健診を受けることで、的確な治療を受けることができます。
みなさん行ってるとは思いますが、健診は必ず行って下さいね。
では☆(参考:インタビューフォーム・添付文書)
【パパになって感じたこと】パパがイベントに参加することのデメリット?納得してしまった。
パパの育児参加も増え、地域イベントへ参加するパパも増えています。
でも30人ママが参加しているなかでパパは1人か2人というレベルなので、大きく環境が変わるのはまだまだこれからだと思っています。
今回はパパがイベントに参加することのデメリットについてです。
妻から聞いた話で、なるほどなって思いました。
今までママばかりだったイベントにパパも参加することのデメリット
- 今までは「自由に授乳してくださいね」とアナウンスがあり、その場で授乳できたが、パパの参加によりその場で授乳ができなくなった。部屋の片隅に授乳室を設けられていない場合は、部屋を出て授乳できる場所へ行かないといけなくなった。そのため、授乳中の話(説明)が聞けなくなったとのこと。
- パパと一緒に来ているママには話づらいらしい。パパがその場にいるとママどうしの会話がしづらくなるようです。
最後に
言われてみて、なるほどなって思いました。
パパのイベントへの参加が過渡期であるためでしょうか。
そのうちパパが参加することも当たりまえになると、ママ側の意識も変わっていくのでしょうか。
どうなのでしょうか。
関連ブログ
では☆
【パパとして】パパ見知り。育休取っていつも一緒にいるはずなのに。打開策は?
育休を取って2か月が経とうとしています。
毎日朝から晩まで娘と一緒です。授乳以外できます。
毎日一緒にいるので、このまま成長し、ママの後追いだけではなくパパの後追いもしてくれるのではと期待しています。
ところが、最近僕が抱くと大泣きすることがあります。
目次
まさかのパパ見知り?
育休に入って1ヶ月半過ぎ頃から、僕が寝かしつけようと抱っこすると今までにないぐらい反りかえって泣きました。
横抱きが嫌なのかと思い、縦抱きにしてみても大泣きし、さらに泣きがひどくなりました。
自分のよだれでむせて呼吸も苦しそうになっていました。
そこまで泣くのかマジかと思い、ママにバトンタッチ。
ママに代わった途端に泣き止みました。
今までは泣いたとしても時間が経つと落ち着いて寝てくれていましたが、上手くいかなくなりました。
ここから10日間ほどはこんな調子でした。
パパ見知りなんてあるのかと思い、ネットで検索してみました。
あるみたいです。
パパ見知りがあるとしても、どうにか上手く利用できないかと思い、考えてみました。
パパ見知りの上手な使い方?打開策?
妻ばっかりに寝かしつけを任せておくのも自分の中で嫌だったので、良い方法がないか考えました。
それは、
- そろそろ眠くなってくる頃だなと思ったら、まずはパパがおむつ交換をします
- その後に抱っこします(横抱き)
- ゆらゆら揺らします(子守り歌など歌います)
- 予想通り娘が泣きます
- 反りかえって泣きます
- それでもゆらゆら揺らしながら歌います
- 娘が疲れてきたと思ったら、布団の上に置きます
- おくるみを持ってきて、掛けてやります
- 娘と添い寝します
- しばらくぐずぐず動いてます
- おくるみをチュパチュパ吸い始めます←ここまで来たら成功確率高い
- そのうち寝ます
反りかえって大泣きすることを想定し、疲れさせて寝るという方法でいこうと寝かしつけ前からイメージしておくことで上手くいきました。
(時と場合によりますが40分ほどはかかります)
最後に
失敗しても一番安全そうな昼寝で挑戦して、今のところ上手いこといっています。
夜はもう昼以上に泣いてるので、ママにバトンタッチしてます。
ママに代わった瞬間に笑顔になるっていうね。。
昼寝の持っていき方が誰かの参考になればと思います。
こういう打開策もあるよっていうのもあればどなたか教えて下さい。
では☆
【親として、薬剤師として】子どもの薬をもらうとき。薬局選び。
親として、薬剤師として。
子どもをお持ちの方は、子どもが体調を崩して小児科のクリニックへ行くことが結構あるのではないでしょうか。
クリニックで診察が終わり、処方せんを受け取り、薬をもらいに行きますよね。
皆さんはどこの薬局で薬をもらわれますか?
薬局選びの参考に少しでもなればと思い今回書きます。
目次
かかりつけの薬局や家の近くの薬局に行く?(小児科から近くない薬局)
処方せんはどこの薬局に持って行っても良いので、パパやママがいつも利用している薬局で薬を受け取ったり、家の近くの薬局で受け取ったりできます。
買い物ついでにドラッグストアに併設している薬局でももらえます。待ち時間の有効活用です。
小児科の近くの薬局で薬をもらわない時の注意点
- 薬局に薬の在庫がないことがある
- 薬剤師が不慣れな場合がある
- 時間がかかる可能性がある
以上のようなことがあります。
薬の在庫がないというのは、特に粉の薬やシロップの薬の在庫がない可能性があるということです。
例えばですが普段、内科や整形外科の近くの薬局では小児の薬を取り扱うことがないため、小児用の粉やシロップの薬を多くは在庫していません。
また、処方せんに書かれている粉薬やシロップの量が適切なのかどうかの確認作業(計算)に薬剤師が手間取る可能性もあります。
薬局によっては、粉をまく機械が古く、不慣れな薬剤師がすると時間がかかってしまいます。
薬局に薬の在庫がないとき
僕が勤務していた薬局では、小児科が近くにはありませんでしたが、時々処方せんを受付ていたので、小児の粉の薬およびシロップの薬は結構幅広く在庫していました。
しかし、どうしても在庫していない薬の処方だってやってきます。
まず、処方せん受付時に薬の在庫確認をします。
次に在庫がない場合、近隣の薬局が持っていたら売ってもらいます。
ここでもし近隣の薬局が持っていれば解決します。
しかし、どこの薬局を探してもない場合もあります。
近隣の薬局にも在庫がないとき
この場合は仕入れ先(卸)に電話し、なるべく早く納品してもらうようにお願いします。
一例ですが、朝電話すると夕方頃に届きます。昼過ぎに電話すると閉店までには届きます。(時と場合によります)
朝に小児科受診され、昼から薬飲まそうと思っていた親御さんにとっては昼から飲ませることができなくなることもあります。
朝に受付された場合はその日のうちに薬をお渡しすることができる可能性が大きいので、その日のうちに治療が開始できることが多いです。
夜に診察に行かれて、18時を回っての処方せん受付時が問題です。
この時間で近隣の薬局も含めて在庫がない薬の場合、その日のうちに薬を飲むこと自体が無理になります。
翌朝に仕入れ先からの納品になることが多く、翌日の朝もしくは昼からの服用となり、治療開始が遅れます。
ではどうすれば?
受け取りたい薬局へあらかじめ電話で在庫しているかどうかの確認をするのが良いと思います。薬局に行ったは在庫がなくて二度手間になることも防げます。
電話したときに在庫がないと分かれば、小児科の近くの薬局(門前薬局)でもらって下さい。
そうすることが、すぐに治療が開始でき、子どもにとっても親にとっても良いです。
小児科の近くの薬局(いわゆる門前薬局)でもらう?
上記のように小児科から離れた薬局ではリスクがあります。
そういうのが嫌な方は小児科の近くの薬局でもらわれるのが良いでしょう。
小児科の門前薬局では、
- 粉薬やシロップの薬の在庫がある
- 薬剤師も慣れている
- 待合い室が子どもでも待てるような工夫がなされているところもある
です。
最後に
決して、門前薬局が良くて他はダメと言っているわけではありません。
子どもの薬はすぐにでも飲んでもらいたいという思っています。なるべくスムーズに治療が開始できる薬局探しの手助けになればと思っています。
では☆