あまなつの雑記ブログ

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【親として、薬剤師として】子どもの薬をもらうとき。薬局選び。

親として、薬剤師として。

子どもをお持ちの方は、子どもが体調を崩して小児科のクリニックへ行くことが結構あるのではないでしょうか。

 

クリニックで診察が終わり、処方せんを受け取り、薬をもらいに行きますよね。

皆さんはどこの薬局で薬をもらわれますか? 

薬局選びの参考に少しでもなればと思い今回書きます。

 

目次

 

 

かかりつけの薬局や家の近くの薬局に行く?(小児科から近くない薬局)

処方せんはどこの薬局に持って行っても良いので、パパやママがいつも利用している薬局で薬を受け取ったり、家の近くの薬局で受け取ったりできます。

買い物ついでにドラッグストアに併設している薬局でももらえます。待ち時間の有効活用です。

小児科の近くの薬局で薬をもらわない時の注意点
  • 薬局に薬の在庫がないことがある
  • 薬剤師が不慣れな場合がある
  • 時間がかかる可能性がある

以上のようなことがあります。

 

薬の在庫がないというのは、特に粉の薬やシロップの薬の在庫がない可能性があるということです。

例えばですが普段、内科や整形外科の近くの薬局では小児の薬を取り扱うことがないため、小児用の粉やシロップの薬を多くは在庫していません。

また、処方せんに書かれている粉薬やシロップの量が適切なのかどうかの確認作業(計算)に薬剤師が手間取る可能性もあります。

薬局によっては、粉をまく機械が古く、不慣れな薬剤師がすると時間がかかってしまいます。

 

薬局に薬の在庫がないとき

僕が勤務していた薬局では、小児科が近くにはありませんでしたが、時々処方せんを受付ていたので、小児の粉の薬およびシロップの薬は結構幅広く在庫していました。

しかし、どうしても在庫していない薬の処方だってやってきます。

 まず、処方せん受付時に薬の在庫確認をします。

次に在庫がない場合、近隣の薬局が持っていたら売ってもらいます。

ここでもし近隣の薬局が持っていれば解決します。

しかし、どこの薬局を探してもない場合もあります。

 

近隣の薬局にも在庫がないとき

この場合は仕入れ先(卸)に電話し、なるべく早く納品してもらうようにお願いします。

一例ですが、朝電話すると夕方頃に届きます。昼過ぎに電話すると閉店までには届きます。(時と場合によります)

朝に小児科受診され、昼から薬飲まそうと思っていた親御さんにとっては昼から飲ませることができなくなることもあります。

朝に受付された場合はその日のうちに薬をお渡しすることができる可能性が大きいので、その日のうちに治療が開始できることが多いです。

夜に診察に行かれて、18時を回っての処方せん受付時が問題です。

この時間で近隣の薬局も含めて在庫がない薬の場合、その日のうちに薬を飲むこと自体が無理になります。

翌朝に仕入れ先からの納品になることが多く、翌日の朝もしくは昼からの服用となり、治療開始が遅れます。

 

ではどうすれば?

受け取りたい薬局へあらかじめ電話で在庫しているかどうかの確認をするのが良いと思います。薬局に行ったは在庫がなくて二度手間になることも防げます。

電話したときに在庫がないと分かれば、小児科の近くの薬局(門前薬局)でもらって下さい。

そうすることが、すぐに治療が開始でき、子どもにとっても親にとっても良いです。

 

小児科の近くの薬局(いわゆる門前薬局)でもらう?

上記のように小児科から離れた薬局ではリスクがあります。

そういうのが嫌な方は小児科の近くの薬局でもらわれるのが良いでしょう。

小児科の門前薬局では、

  • 粉薬やシロップの薬の在庫がある
  • 薬剤師も慣れている
  • 待合い室が子どもでも待てるような工夫がなされているところもある

です。

 

最後に

決して、門前薬局が良くて他はダメと言っているわけではありません。

子どもの薬はすぐにでも飲んでもらいたいという思っています。なるべくスムーズに治療が開始できる薬局探しの手助けになればと思っています。

 

 

では☆